どうも、はじめまして。
私、ムッタのおとうさん(飼い主)です。
このGTという会社で働いています。
いつもムッタがお世話になっております。
さて、我が家のバカ猫…もとい愛猫を見ていると時々、
ん!? この姿、どこかで見たような…? と思うときがあります。
今回はそんな「奇跡のシンクロ」を集めてみました。
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↑これは「仮面ライダー」の変身ポーズですね。
そういえば子どもの頃、仮面ライダースナックに付いていたブロマイドが
畳の隙間に入って、そのまま消えて行ったことがあります。
古い家だからでしょうか? …怖いですね。
ムッタは変身してライオンにでもなるつもりだったのかでしょうか?。
こんどコッソリきいてみます。
教えてくれたら、変身と言うよりは化け猫なんでしょうけども。
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↑これは説明不要の「ET」です。
猫がETに似てるなんて想像できなかったのですが、
首のたるみ具合とアングルの妙で、こうなってしまったんですね。
ETの公開時は映画館へ観に行かなかったのですが、
その後レンタルビデオを友だち数人と見て
映画のラストには全員の鼻水をすする音が部屋に響き渡りました。
涙腺のパッキンがゆるゆるな初老の現在とは違い、
盗んだバイクで走り出すまではいかないが
壊れたバイクを修理して農道を駆け回る程度はやっていた
ラジカルな高校生から涙のカツアゲをするなんて
スピルバーグ恐るべしですね。
今年、ムッタを動物病院に連れてったときは、
キャリーに布をかぶせて自転車に乗せました。
(実はうちのマンションはペット禁止なので…)
ETのように自転車は空を飛びませんでしたが、
診察台で体温計をお尻に差し込まれたムッタは、
ショック(オトコの快感?)で、
体温計を差したまま垂直に飛んでました。
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↑これは「あしたのジョー」の
両手ぶらり(ノーガード)戦法ですね。
私は力石徹亡き後の「あしたのジョー2」が好きでした。
最終回では、真っ白に燃え尽きたジョーよりも、
フルラウンドの死闘の果てに判定勝ちした王者ホセ・メンドーサが、
憔悴を通り越して白髪の老人になってしまったのが衝撃的でした。
不思議と 『ありえねー』 ってツッコミは出なかったですね。
異様なまでの劇画的説得力でした。
ちなみにムッタが戦う相手は、主にベランダで舞っているゴミとか
網戸に止まっている虫です。カラスの姿を見ると逃げます。
ちっちゃいな~。
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↑これは最新作なので記憶に新しいのですが…
「テラフォーマーズ」のドイツ幹部・アドルフです。
「このマンガがすごい!2013」の第1位に輝いたこの作品に登場する
アドルフは「電気ウナギ」をベースにした特殊能力を持つ手術を受けており、
雷撃を操る攻撃などで、敵の大群相手に孤軍奮闘します。
ムッタも夏に手術を受けたのですが、
(このエリザベスカラーは術後に付けたもの)
かわいいニコタマを削除しただけなので、
特殊能力を持つどころか、繁殖能力を失っただけでした。
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↑これは、ロンドン出身のソウルミュージシャン、
SEALのアルバム「Human Being」のジャケ写です。
SEALは裸のジャケ写がわりと多い気がします。
また、SEALの顔には傷のようなものがあるのですが、
アルバム「SEAL IV」のジャケットでは
なんと、その傷をエンボス加工で表現しており、
普通は隠したくなるところを逆に目立たせるなんて
『すげーポジティブな奴だ!』 と思った覚えがあります。
ムッタも、足元にいるのを気付かれず
私に思い切りシッポを踏まれて断末魔の叫び声を上げた直後でも、
スグに忘れてゴハンを一心不乱に食べているところを見ると
なかなかポジティブな奴だと思います。
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↑(おまけ – 1)
これは、まだ記憶も鮮烈な「半沢直樹」の最終回、
半沢が怨敵・大和田常務に土下座をさせるクライマックスですね。
赤子の沐浴をすると、ムッタが必ずアリーナ最前列で鑑賞するので、
背中を洗うときは土下座風味のシチュエーションになります。
ソフトバンクお父さん犬の声の人(要するに北大路欣也)が演じる頭取の静止も聞かずに
土下座を迫る半沢と同様、ムッタを拳をにぎりしめています。
さらに、お湯で上気した赤子と、屈辱で紅潮した大和田常務がシンクロを…。
ムッタには、無償で寝食を提供し続ける私に
『倍返しだ!』 なんて無礼なことは言わず、
『恩返しだ!』 と言って小判でも拾って来てほしいものです。
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↑(おまけ – 2)
躍動感あふれるムッタのポーズを見て、頭に浮かんだのはPUMAのロゴ。
さすがは同じネコ科。堂々たるパチモン・マークになりました。
そういえば、小学生の頃に着ていたウィンドブレーカーは、
『アディダス』 のパチモン 『アディオス』 でした。
思わずアミーゴ! と叫びたくなる偽物っぷりでしたが
知らずに買ってきた母親にはノークレームで愛用。
クラスメイトも 『ちょっと違う?』 程度の、ぼんやりした反応 。
なんとも牧歌的な時代でしたね。
ちなみに、ムッタの元ネタ画像は下記の逆光写真。
ちまちまリボンをいじって遊んでいるだけの
PUMAの躍動感とはかけ離れた、インドア行為だったのでした。
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こうしてムッタの「奇跡のシンクロ」を発見するたびに
私の脳内で化石のように埋もれていた記憶が発掘されていきました。
そんな新しい発見がいっぱいの毎日をムッタと過ごすにつれ、
猫ダッシュでツメあとだらけのフローリングや足跡だらけの壁で
汚れちまった悲しみのマイスウィートホームも
『しゃぁないか、猫だし。』 とため息ひとつで許してしまうわけなのです。
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